今年も「ダイキンオーキッドレディス」(3月5~8日、沖縄・琉球GC)から国内女子ツアーがスタートする。その開幕も間近に迫っているが、選手たちはどのように調整を進めてきたのか? その様子をお伝えする。
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沖縄の開幕戦で大きな注目を集めること必至なのが、ツアー通算12勝を誇る小祝さくらだ。2017年のプロデビュー以降、試合を休まないことでも知られてきた“鉄人”だが、昨年、大きな故障を抱えることになった。
左手首の『TFCC損傷(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷)』により、7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」(棄権)を最後に離脱。9月8日にはシーズンの残り試合すべてを欠場することも発表した。その後は手術にも臨み、復帰に向け安静に過ごした。
そのかいもあって、2021年大会を制しているダイキンでトーナメントに戻ってくる。年末からはクラブも握り始め、ハワイ合宿、宮崎合宿でさらに仕上げてきた。回復へ大きく前進していることがうかがえる。
苦しい25年だったが、すでに手首痛を発症していた7月の「明治安田レディス」では優勝も挙げるなど、しっかりと結果も残した。「昨年、特に印象に残っているシーンは、明治安田レディス最終日の16番のチップインイーグルです。接戦のなか優勝につながったイーグルだったので印象に残っています」と、その時のことを挙げる。
「(昨季の)評価ポイントは安定してトップ10に入れたことです」と、出場試合18試合ながら11度のトップ10入りは胸を張れるポイント。メルセデス・ランキングも14位で終えているのはさすがだ。『トーナメント特別保障制度』も適用されたため、制度的にも復帰へ障害はない。
課題には「100ヤード以内のウェッジ」を挙げる。「昨年はケガで4カ月クラブを握れず、飛距離も落ちたので、オフシーズンは全クラブの調整をしながら練習しています。ダイキンオーキッドはケガ明けの初戦となり、どのようなゴルフができるかわかりませんが、最後までベストを尽くして頑張りたいと思います」。2026年シーズンの目標は「優勝を目指して頑張りたい」。徐々に状態を上げ、すぐにでも強い小祝さくらが戻ってくる…そんな展開に期待だ。
