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叔母は元賞金女王 “飛ばし三銃士”の一角・竹田麗央【初シード選手紹介】

ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【竹田麗央・20歳】。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年1月31日 13時00分

飛ばし屋の竹田麗央。ツアー初優勝が期待される大器だ
飛ばし屋の竹田麗央。ツアー初優勝が期待される大器だ (撮影:鈴木祥)

2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。昨年は多くの若手たちが実力を発揮してシードをつかみとったが、ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【竹田麗央・20歳】。

竹田麗央のレーダーチャート

竹田麗央のレーダーチャート

【レーダーチャート】竹田麗央の主要スタッツ



昨年のNO.1飛ばし屋の座は同い年の神谷そらに譲ったものの、この竹田も負けてはいない。258.91ヤードを記録し、堂々のツアー2位。神谷、こちらも同学年の櫻井心那(258.59yd、ツアー3位)とともに“飛ばし三銃士”の一角として注目を集めている。

23年は初優勝こそならなかったが、ツアー12位のトップ10入り8回を記録。予選落ちも少なく、安定感あるプレーを披露した。最大の武器はもちろんドライバーだが、2打目以降の精度も一級品だ。パーオン率はツアー10位の73.0994%をマーク。飛ばし屋の見せ場であるパー5では、全体1位となる平均スコア4.63を記録するなど、攻撃的なゴルフでバーディを積み重ねた。

母は女子プロゴルファーの平瀬哲子。叔母は1993、94年の賞金女王・平瀬真由美だ。ゴルフのDNAを色濃く受け継いだ大器が、今年は大きく羽ばたくのか。

【2023シーズンの主要スタッツ】
・平均ストローク:70.91(16位)
・パーオン率:73.09%(10位)
・平均パット数:1.80回(35位)
・ドライビングディスタンス:258.91ヤード(2位)
・フェアウェイキープ率:62.59%(56位)
・リカバリー率:61.23%(55位)

■竹田麗央(たけだ・りお)
2003年4月2日生まれ。熊本県出身、熊本国府高卒。6歳からゴルフを始め、2019年に「九州ジュニア」、20年には「九州高等学校ゴルフ選手権」を制した。21年の「日本女子オープン」では7位タイでローアマチュアを獲得した。2021年のプロテストで合格。23年に初シード入り。叔母は元賞金女王の平瀬真由美。身長166cm。ヤマエグループHD所属。

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