<Vポイント×SMBCレディス 初日◇20日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6731ヤード・パー72>
ここまでの2試合を優勝、2位で終えている佐久間朱莉が、今季第3戦も4アンダー・2位と好位置で滑り出した。首位のパク・ヒョンギョン(韓国)とは1打差。日本ツアーの女王が、韓国ツアー8勝に加え、『キューティフル』の愛称で人気を誇る“海外からの刺客”のライバルとして名乗りをあげた。
雨が降り、気温も3月末とは思えない8.8度と冷え込んだコースで、この日唯一となるボギーなしを記録。ピンチというピンチも、2打目をグリーン右手前に外し、その後のアプローチで3メートルを残しながらもパーパットをねじ込んだ10番のみ。「それが入ったので、後半のいい流れが来たと思います」と危なげないラウンドだった。
この試合から、ドライバーをこれまで使用してきたピンの『G430 MAX10K』から、今週の火曜日にテストした『G440 LST』にチェンジ。さらにアイアンも、キャビティ構造の『ブループリントS』を使用していた6番、7番を、8番以降と同じマッスルバックの『ブループリントT』に替えた。そして新クラブにも手応えを感じている。
ミート率が下がっていたというドライバーについては、「だいぶいい感じで、距離もちょっと出てると思います。アゲンストのホールもあったけど、いい球が打てました」と納得。アイアンをすべてマッスルバックにした理由については、「自分の体の調子もよくなっているし、コースもスピン量が多くないと(グリーンで)球が転がってしまう」と説明する。スピン量を手にする代償としてミスへの寛容性は減るが、「自分がいいショットを打てばいいことが多いと思う」と涼し気な表情。78.5%(11/14)だったフェアウェイキープ率、72.2%(13/18)だったパーオン率も上々といえる。
台湾で戦った先週、特に最終日に感じたショットの荒れについては、「大きなミスは減った。まだ右に行くミスはあるので、これから修正したいです」と心配も減った様子。「きょうはボギーなくいいプレーができたかもしれないけど、まだまだよくなる要素はある」。その自信もさらに強める週末にしたい。(文・間宮輝憲)
