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次世代ドラディス王候補! 平均310y超えの内山遥人が明かすコツは「左足を蹴る」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

夏にぶっ飛ばせ!! ALBAは、7月に全メディアで『飛ばしフェス』を開催。ゴルファーにとって永遠のテーマであり、ロマンでもある飛距離を伸ばすためのコンテンツを次々とお届けします。ALBA.Netでは男女ツアープロに聞く、飛ばしのワンポイント講座を掲載。これを読めば、“飛距離アップ”間違いなし! ぜひ、お試しあれ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月20日 12時00分

ドライビングディスタンス1位の内山遥人が明かす飛ばしのコツ
ドライビングディスタンス1位の内山遥人が明かす飛ばしのコツ (撮影:米山聡明)

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、現在男子ツアーでドライビングディスタンス1位に立つ内山遥人。

【連続写真】左腰を後ろに引いて回転スピードを速くする!内山遥人のドライバースイング



プロ4年目の22歳・内山は、昨季の国内下部ツアーで賞金ランキング15位に入り、今季はレギュラーツアーに出場中だ。9月の「ロピアフジサンケイクラシック」で行われる第1回リランキングまでに成績を積み上げ、後半戦の試合数を確保するために奮闘している。

現在、国内男子ツアーのドライビングディスタンスは堂々の『318.52ヤード』。昨季まで3年連続1位に輝いた“日本一飛ばす男”河本力をしのぎ、ランキング1位に立っている。そんな内山が明かす“飛ばしのコツ”とは…?

「実は、高校時代までは飛ばし系の選手ではなかったんです」と明かす。しかし、プロの舞台で戦うには飛距離が必要と感じ、「いろいろな道具を試したり、体の使い方を変えたりしました」とプロ転向後に自分に合ったクラブ探し、スイング改造なども行った。もともとドローヒッターだったが、「球が荒れていたので、フェードに変えました」と持ち球を変更。だが、そこで課題となったのが「スピン量が増えたこと」だった。


そこで、転がる距離を増やすために「アッパーに打つようにして、スピン量が減る動きを入れました」。ボールは左足寄りに置き、スイングの最下点を体の中心からボール方向にずらすことで、自然とヘッドが上がりながらインパクトを迎える“アッパー軌道”を作っている。さらに、体の動きでは、「地面反力のような、左足の蹴り」を意識して「体の回転スピードを速くなるように」しているという。

トップの位置から、腰の回転をきっかけに切り返しに入る。「そのあとに左足のヒザを伸ばすようにして蹴る。(左腰を)後ろに引くイメージ。引く分、(骨盤前に)スペースができるので、右側が回転しやすくなる。だから、体の回転のスピードが速くなる」と話した。

注意点もある。「重心移動のタイミングを間違えたり、ズレが起きると、体の重心が右に残ることもあるかもしれません」。インパクトからフォローにかけて右足に重心が乗りすぎてしまうと、「振るスピードが落ちるし、球も曲がる」という。それを防ぐためには、切り返す際に手で下ろすのではなく、腰を回転させながら左足を踏み込むことが重要だ。

「少し球の散らばりは起きるかもしれないけど、この動きで素振りもしていけば、飛びにつながります」。いま行っているスイングに、左足の動きをプラスしてみてはいかが?

イベントもやります! 飛ばしフェスの全貌はこちらでチェック!

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