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細身の飛ばし屋・蛭田みな美 パワーの秘密は「右ヒジ」の下ろし方だった!【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

夏にぶっ飛ばせ!! ALBAは、7月に全メディアで『飛ばしフェス』を開催。ゴルファーにとって永遠のテーマであり、ロマンでもある飛距離を伸ばすためのコンテンツを次々とお届けします。ALBA.Netでは男女ツアープロに聞く、飛ばしのワンポイント講座を掲載。これを読めば、“飛距離アップ”間違いなし! ぜひ、お試しあれ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月31日 17時10分

蛭田みな美が教えてくれた飛ばしのコツは?
蛭田みな美が教えてくれた飛ばしのコツは? (撮影:福田文平)

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は細身の飛ばし屋、蛭田みな美。

【連続写真】右ヒジに注目! 蛭田みな美のドライバースイング



アマチュア時代に「日本ジュニア」と「日本女子アマ」の2冠を達成して、2016年のプロテストで合格した蛭田。ツアー初優勝はプロ8年目の2023年「CAT Ladies」と時間を要したが、同年に初シードを獲得すると成績も安定し、24年からは“ツアーの顔”でもある『JLPGAブライトナー』(広報活動グループ)を務めている。

身長164センチでスラっとした体型の蛭田だが、実はハードヒッターで平均飛距離は245ヤードを超えてくる。蛭田に飛ばしのヒントを聞いてみると、「私も意識しているポイントですが、まずはバックスイングで右ヒジが下を向いたまま、クラブを大きく動かすことです。クラブの助走距離が長くなるので、スピードとパワーを出せます」と教えてくれた。

バックスイングからトップにかけて右ヒジが浮くと、クラブの運動量が少なくなってパワーが生まれないし、ボールがつかまらないカット軌道を助長する。「右ヒジが浮いちゃう人は、右の肩甲骨周りが硬いと思うので、グリグリ回して柔らかくするといいかもしれません」。バックスイングで『どうしても右ヒジが浮いてしまう』という人は、右肩甲骨のストレッチを入念にやってみよう。

また、蛭田はインパクトでジャンプをすることで、ダウンスイングのパワーを受け止めて、一気に解放している。「切り返しからインパクトまでヘッドを加速するイメージを持っています。タメを作るとヘッドスピードを出せる感覚なのですが、極端にいったら右ヒジをボールに向けて下ろすと、ヘッドが遅れてきてタメになります」。

それだと振り遅れになりそうなものだが、「頭の高さを変えない意識」をすることで、上体が起き上がることなくジャストミートできるという。蛭田流の右ヒジの使い方を意識すると、飛距離アップにつながるかもしれない。

イベントもやります! 飛ばしフェスの全貌はこちらでチェック!

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