<ニトリレディス 事前情報◇26日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>
今年5月の「ワールドレディスサロンパスカップ」で飛距離311ヤードを記録。会場をどよめかせた韓国の17歳アマチュア、オ・スミンが主催者推薦で出場する。
サロンパスでは2位で決勝に進みながら、3日目に「自己ワーストでした」という「87」を叩いて後退。最終日も「81」と崩し58位に終わった。それでも、身長173センチから繰り出す果敢なドライバーショットはギャラリーを魅了し、日本ツアーに熱烈な印象を残した。
「出たことで、少しは成長したと思います。あのときの悔しさがあったので、この大会のためにしっかり準備してきました。できることを最大限尽くしたいです」
初めて訪れた北海道。多くの選手が『フェアウェイが狭い』『刻むところもある』と話すなか、スミンは「思ったよりドライバーを打つところが“ある”」と言ってニコリ。「フェアウェイは狭いけれど、ほかはけっこう広く感じています。そこをうまく乗り越えられたら」と、攻めるイメージを膨らませている。
今大会を含め、アマチュアとして出場する大会は、残り3試合の予定だという。第一希望の“進路先”は米ツアー。来季の出場資格をかけたQシリーズ(米予選会)は2次(10月13~16日)から出場予定で、すでにエントリーを済ませている。
それと同時に、日本ツアーにも興味を示す。「日本はコースセッティングやコンディションがすごく良い。いろんなことを経験したいです。日本のプロテストも受けるつもりでいます」。
7月31日時点の世界アマチュアランキング10位以内(スミンは9位)の資格により、2次予選までが免除され、最終プロテスト(11月3~6日、茨城・静ヒルズCC)から出場できる。受験申し込みの締め切りは今月31日。「そこまでにしっかり考えたい」と、プロ1年目の進路を見据えている。
「優勝とか、いい成績を残してプロに行きたい。頑張ります」。プロへの扉を開く前に、まずは5月に味わった悔しさを晴らす。(文・笠井あかり)
