<ニトリレディス 事前情報◇26日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>
先週の「日本ジュニアゴルフ選手権」(女子15歳~17歳の部)で、17歳のアマチュア・後藤あい(松陰高3年)が初めて日本タイトルを手にした。しかも72ホールノーボギー。初日から首位を守る完全優勝だった。
ピンチは少なくなかった。3~4メートルのパットを沈めたのは10回以上あったという。「パターで全部しのぎました。アプローチが成長してきて、積極的にピンを狙っていけるようになりました」。2週前の国内ツアー「NEC軽井沢72」では初日9番で304ヤードを記録し、3日間平均でも269.667ヤードで全体1位だった“ドラコン女王”にとって、課題だったショートゲームにも磨きがかかっている。
月曜日、そして「1ラウンドだと見落としている部分もあるので…」と滝のような雨が降った火曜日にも、練習ラウンドを行った。「コースは狭い。自分の飛ぶところ(落下地点)が狭くなっているので、刻むしかない。ドライバーは数回かな」。こちらも今季の武器となったキャロウェイ『クアンタム ミニ』を駆使して、丁寧な攻略を図る。
プロテスト受験も迫っている。日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームメンバーのため、2次予選までが免除され、最終(11月3~6日、茨城・静ヒルズCC)から出場する。「何人かしか通らない。そこは頑張っていきたい」と気を追わずに見据えながら、まずは「今週はとりあえず予選を通りたい」と目の前の一戦に集中する。
今大会には実力アマがずらり。今年の「日本女子アマ」覇者・長澤愛羅(日本ウェルネス大1年)や元ナショチメンバーの高岸鈴。韓国からは、プロテスト受験を予定する規格外の飛ばし屋、オ・スミン。高校2年生ではあるが、昨年「日本女子オープン」で優勝争いの末3位に入った廣吉優梨菜もいる。
ローアマ争いも激しくなりそうだ。長澤は「腰への負担を考えて、最近、スイングを調整しているところ。変え始めてから初めての試合なので、どうできるかなと楽しみです。アプローチもちょっと上達してきたので、いろいろと試したい」と意気込んだ。(文・笠井あかり)
