昨年のJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)最終プロテストでトップ合格を果たした18歳の伊藤愛華が、明治安田生命と所属契約を結んだ。19日には、千代田区丸の内にある同社本社内で記者会見が行われ、意気込みを示した。
間もなく始まる希望に満ちたプロゴルファーとしての道。それを明治安田生命とともに歩み出していく。全身、白のウェアで会場に登場した伊藤は、初々しい表情で「目標はルーキーイヤーで初優勝。そこに向けて精一杯頑張っているので、達成できるよう頑張っていきます」とプロ1年目への抱負を語った。
現在、埼玉栄高3年の伊藤は、初挑戦となったプロテストに1次予選から参加。11月に岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われた最終テストでトータル15アンダーという成績を残し、一発合格を果たした。ルーキーイヤーとなる今年の出場権が争われたQTでも16位になり、今季開幕をレギュラーツアーで迎えることが確定している。昨年12月の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」でも2位と好成績を残した。
そんな期待のホープを、明治安田生命は2024年から「地元アスリート応援プログラム」を通じサポートしてきたが、プロになってもその“絆”は変わらない。同社は2021年2月からJLPGAとオフィシャルパートナー契約を結ぶ企業。レギュラーツアーの「明治安田レディス」(7月16~19日、宮城・仙台クラシックゴルフ倶楽部)をはじめ、下部のステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアー(シニア)の各カテゴリーで大会を特別協賛している。
今回の契約は、「1年目からサポートしてもらえるのはうれしい。所属選手として、今まで以上に気を引き締めて、1試合1試合もっともっとレベルアップし、優勝争いに食い込める選手になりたい。いろんな方に支えてもらったので、人として多くの方々に憧れられる存在になり、恩返ししたいです」と背筋がさらに伸びるものとなる。
これが女子プロゴルファーとして勝みなみ、天本ハルカ、鶴岡果恋、小倉彩愛に続く5人目の所属選手。「先輩選手には優勝されている方もいるので、私も複数回優勝できるようになりたい」と、その背中を見本にする。「有名になりたい」という強い想いを胸に、“チーム明治安田”の一員として女子ゴルフ界を盛り上げる存在になる。
現在、地元を中心にプロ1年目への準備を行い、スイング改造や、課題とするアプローチ技術、さらにトレーニングに汗を流す毎日だ。3月5日から始まるツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)がデビュー戦になる予定。大目標は「オリンピックで金メダル獲得」に設定する。「まだ他のプロと同じように戦える技術があるわけではない。残り期間で自信が持てるよう頑張りたい」と、言葉に力を込めた。(文・間宮輝憲)
