23日、プロ通算113勝を誇る“ジャンボ”こと尾崎将司氏が、S状結腸がんのため78歳で死去した。その教え子である佐久間朱莉が、自身のインスタグラムにて追悼のコメントを公開した。
2021年6月にプロテストをトップ通過で一発合格。同年11月には国内下部のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」でプロ初優勝を果たした。2024年にはレギュラーツアーで優勝争いに絡む場面が増え、メルセデス・ランキング8位に入るなど存在感を高めた。
そして今年、4月の「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を果たすと、5月の「ブリヂストンレディス」、6月の「アース・モンダミンカップ」、10月の「マスターズGCレディース」と年間4勝を挙げ、初の年間女王に輝いた。
中学3年時から尾崎氏が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に入門。アカデミー1期生として指導を受け、プロ入り後も尾崎氏のもとで腕を磨き、師弟関係を築いてきた。
以下、佐久間が投稿したコメント。
ゴルフ界にとっても
私のゴルフ人生においても
なくてはならない存在だったジャンボさん
突然の別れで受け止めきれず
コメントを公表するのが遅れてしまいました
この寂しい気持ちが途絶えることはないし
いますぐにでも会いたいけれど
新年に向けて自分の中で1歩踏み出すという意味でも
今日投稿することにしました
試合から帰ってきて黙々と練習する姿勢
準備することの大切さ
言い出したらキリがないほどのことを背中で見せて頂きました
たくさんかけてくださった言葉は一生忘れません
これからもたっくさん勝って報告にいきます
優勝するたびにドンペリ開けて乾杯しましょう
どんな勝ち方をしても
俺はこうだったと自慢げな顔して言ってください
私の憧れの人でこれからもずっと大好きな人です
まだ寂しくて悲しくてたまらないけど
絶対に見ててくれてるので
“よく頑張ったぞ朱莉!”と
大きな体でハグして褒めて頂けるように
これからも前を向いて頑張ります
本当にありがとうございました
ご冥福をお祈りします
佐久間朱莉
