<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇22日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>
大会初日の7月23日は、ツアー通算1勝・天本ハルカの28歳の誕生日。そんな特別な一日を、地元・福岡県で迎える。
「福岡で誕生日を迎えることはあるけれど、試合の日と重なることは今までなかった。なんだかドキドキしています。でも、見に来てくれる人はいっぱいいると思うので、楽しみにしながら。福岡で予選を通らないことが多い。家に帰ると、まったりしちゃったり、気持ち的に試合感がうまく出せないことがある。今週はそこを頑張りたいです」
舞台となるザ・クイーンズヒルGCは、「ジュニアの時から何回も試合をしてきたコース」というなじみのある場所だ。大会には過去4回出場。初出場の2022年は北海道開催だったが、23年から同コースが舞台となっている。24年は予選落ちを喫し、この会場での自己最高位は昨年の24位だ。
24年大会の優勝スコアは4日間トータル28アンダーで、平均ストローク「69.69」。決勝ラウンド3日目には当時のツアー史上最少となった「68.64」(いずれもパー72)を記録した。昨年の優勝スコアはトータル17アンダー。グリーンがやわらかいこともあり、今年も「伸ばし合い」が予想される。
コースを熟知する天本は、「夏場なので、グリーンの状態はすごく止まりやすい。ショットでつけなきゃ厳しいけれど、そこが難しくもあり、(スコアが)出る要因でもあります。ジュニアの時からアンダーの戦いみたいな感じでした」と話す。
地元の声援も力になる。「いつも“頑張って!”と言っていただける」と感謝する一方で、「県外のときに(結果が)良かったりすることが多い」という現状もある。「できれば地元でいい結果を出したい。みんな喜んでくれると思うので、そこは頑張りたいです」と意気込んだ。
師匠は、国内男子ツアー通算16勝を誇る伊澤利光。18年からはシニアツアーに参戦し、通算2勝を挙げている。「調子が良いときも悪いときもいっぱいあるけれど、毎週連絡をもらっていて、ちょこちょこ見てもらっている。ズレてくるところもあるので、そこは修正やチェックをしながら、ずっと反復しています」と、二人三脚で歩んできた。
そんな伊澤からの言葉で胸に残っているのが、『自信持ってやってきて。戦うからには優勝を目指して。毎回、上を目指して頑張れ』という言葉。「それに応えられるように頑張りたい」と力を込める。念願の地元Vへ。師匠の言葉を胸に、新たな年齢を迎える特別な日に、最高のスタートを切りたい。(文・高木彩音)
