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ディフェンディングチャンピオン上田桃子は最多バーディ賞も「負けた悔しさのほうが…」

岩井千怜は女王の前に1打差惜敗となった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年4月10日 07時30分

上田桃子は終盤の追撃でトップ10入りも…。悔しい最終日となった。
上田桃子は終盤の追撃でトップ10入りも…。悔しい最終日となった。 (撮影:佐々木啓)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日◇9日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)◇6435ヤード・パー72>

首位と3打差で迎えた最終日。ディフェンディングチャンピオンの上田桃子は、1、2番をバーディとして追撃態勢に入ったかと思われたが、4番ボギー、5番ダブルボギー、6番もボギーとして前半のうちに脱落した。その後、必死のプレーで4バーディを奪い、トータル4アンダー・8位タイ。最多バーディ賞(2日間で12個。賞金100万円)も獲得したが、表情はさえなかった。

「バーディをたくさん獲れたことは評価していいと思うし、ボギー、ダブルボギーとスコアを崩したあとにもバーディを獲れたのは良かった。ただ、やはりボギー、ダブルボギーが出たことは…。うれしいというよりは負けて悔しいです。課題を克服していくしかない」

とうなだれた。

以下、主な選手のコメント。

■仲宗根澄香(トータル7アンダー・4位)
「昨日の夜、自分が優勝争いをできるというイメージして今日を迎えました。序盤でバーディが獲れず苦しい展開でしたが、この位置でプレーできるのは幸せなことだと気持ちを切り替えた。気持ちを落ち着かせながら上を見てプレーできたことに対し、ここ数年会っていない自分というか、新しい自分だった。シーズン序盤でこういうプレーができたのは今後につながります」

■高橋彩華(トータル5アンダー・5位タイ)
「昨日(パープレー) と違ってパッティングが入ってくれました。昨日はショットが良くてパーオンも多かったのに、今日はショットが曲がって頑張った感じ(笑)。去年は開幕からショットの調子が悪く、前半戦はパッティングでしのいできたんですが、今年の状態は去年よりもいい。もうちょっとドライバーが落ち着いたら、優勝争いにも顔を出せるのかなと思います」

■吉澤柚月(トータル1オーバー・34位タイ、ベストアマチュア賞)
「今日は全体的にショットが良かった半面、チャンスにつけてもパッティングが入らず、流れをつかめないうちにミスも出始めて、後半にボギーが2つきてしまいました。ベストアマチュアは2019年の伊藤園レディス以来。プレーは悔しいものの、受賞は素直にうれしいですね。今後はフジサンケイレディスのマンデーと、サントリーレディスのマンデーにそれぞれ挑戦します」

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