<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇11日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580ヤード・パー72>
ディフェンディングチャンピオンの安田祐香が、自身そして大会としても初となる連覇達成のチャンスをつかんだ。トータル7アンダーは首位と1打差の2位タイ。最終日最終組でのプレーも、昨年のこの大会以来1年ぶりだ。
2日目は3番でボギーが先行した。ただ、その雰囲気も8番パー4からガラリと変わる。ここで残り141ヤードからの2打目を8番アイアンで2メートルにつけバーディを奪うと、パーオンに失敗した9番パー4では、グリーン左横から10ヤードの3打目アプローチを直接決めた。「ライも良く、今はアプローチの状態もいいので自信が持てた」という一打で加速すると、10番で4メートル、11番では8メートルを決めて4連続バーディ。序盤の遅れを一気に取り返した。
「声援もすごかったですし、グリーンが難しいなかでも決められたパットも多かった。運がいいと思うところもありました」。傾斜が強く、大きいグリーンでパット数は初日、2日目ともに『28』をそろえている。パーオン率でも2日間で72.2%(26/36)と安定した数字を残す。ツアー3勝目を狙う準備は整っている。
2005年に第1回が行われ、今年で20回目を迎える大会(11年、20年は中止)の優勝者はこれまで19人。連覇を達成した選手はいない。節目の年に連続でその名前を刻み込みたいが、それに向けてポイントになるクラブには「ドライバー」を挙げる。「まだ思うようにコントロールできていない。打ちにくいホールでしっかりフェアウェイをキープすることが大事」。ここまで64.2%(18/28)のフェアウェイキープ率が上がれば、自ずと優勝も近づいてくる。
しっかりと勝利を意識するラウンドだが、「この2日間のようにプレーしたい」と何かを変えることもなく自然体で臨む。「しっかり60台を出したい」。昨年は雨のなか中村心、河本結とのプレーオフを制した。今年は青空の下、晴れやかな表情で大会を締めくくりたい。(文・間宮輝憲)
