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小祝さくらは辛くも単独首位キープ 終盤の踏ん張りに「頑張れたと思う」

小祝さくらは辛くも単独首位キープ 終盤の踏ん張りに「頑張れたと思う」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年7月21日 17時37分

<センチュリー21レディス 2日目◇21日◇瀬田ゴルフコース 西コース(6,518ヤード・パー72)>

初日に「62」をたたき出して単独首位に立った小祝さくら。だが2日目は一転、中々バーディの来ない我慢の展開に。一度はアマチュアのクリスティン・ギルマン(米国)に抜かれたが、上がりの4ホールで再浮上し、辛くも単独首位をキープした。

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1番パー5で2オン2パットのバーディと良い滑り出しを切ったが、そこから波に乗れず。前半は2番からすべてパー。折り返してからも「ちょっとボーッとしたのかまっすぐストロークできなくなり、チャンスがきても決められなくて…1mくらいのを外してしまった」ともどかしいゴルフが続く。

それでも「何でか分からないけど急に体が動くようになった」と本来の調子を取り戻すと、15番で3mを決めて久々のバーディ。次の16番パー3でもティショットをピンに絡めて連続バーディを奪う。17番ではボギーをたたいたが、18番では切り替えて残り90ヤードを2mにつけてバーディ締め。トータル13アンダーまで伸ばした。

あまりにパーが続く展開に「今日は途中までアンダーパーで回れる感じではなく、オーバーパーを打ちそうでした。厳しかった」と小祝。それでも「その中で3アンダーを出せたのは頑張れたと思う」と久々に合格点をつけた。

首位で最終日を迎えるのはこれで3度目。「開幕からずっと初優勝を目指してやってきているので、タイトルは欲しい。何度もチャンスを逃しています。最終日に伸ばせないのが課題なのでそこをクリアしたい」と“そろそろ”という気持ちは強い。我慢の2日目を乗り越えた20歳。3度目の正直へ、より一層気を引き締めた。(文・秋田義和)

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