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首位タイ発進の永井花奈 3Wのロフトを立ててリズムつかむ

首位タイ発進の永井花奈 3Wのロフトを立ててリズムつかむ

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年4月27日 18時27分

<サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント 初日◇27日◇グランフィールズカントリークラブ (6,515ヤード・パー72)>

7バーディ・ノーボギー・1ダブルボギーの「67」で回った永井花奈が、「ヤマハレディースオープン」以来、4試合ぶりに初日を首位で発進した。その原動力となったのは、バーディチャンスを確実に沈めたパッティングであり、グリーンを1度しか大きく外すことのなかったショットだが、思い切ってクラブを変えたことも少なからず影響しているのではないか。

【関連写真】大人っぽい漆黒のドレスに身を包む永井花奈

というのも、普段、永井はフェアウェイウッドを3番と7番の2本を使用しているのだが、番手間の距離が開いてしまうため、3番ウッドのロフトを少し寝かせて(16度)にして距離を調整している。しかし、練習ラウンドでグランフィールズCCを回ったとき、パー5で2打目をもっとグリーンに近づけたほうが有効だと考えた。グリーンの傾斜が大きいだけに、ピン位置と同じ段にボールを落とすには、ピンまでの距離が短いほうが正確なショットを打てるからだ。

「プロアマ戦やその後の練習ラウンドでも3打目の距離が残ったんです。しかも、アゲンストになるパー5が多い。それで、3番ウッドのヘッドを変えず(ホンマTW737)、ロフトを14・5度にしました」

ロフトを1・5度立てたたことで、どれだけの距離が伸びたのかは分からないが、確実に飛距離は伸びたという。スタートホールの1番パー5(530ヤード)では、2打目を残り49ヤードまで近づけてバーディを奪うと、5番パー5(561ヤード)でも、2打目を残り67ヤードまで距離を稼ぎ、バーディを奪った。この2つのバーディで波に乗ったのは間違いない。

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