＜伊藤園レディスゴルフトーナメント　最終日＞◇16日◇グレートアイランド倶楽部(6,594ヤード・パー72)

　千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で開催された国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の最終日。2日目を終えて実力者が上位にひしめく大混戦となったが、その激戦に終止符を打ったのはトータル13アンダーで優勝した古閑美保。中盤の6連続を含む7つのバーディで今季3勝目を挙げた。
2打差の2位は三塚優子と宮里藍、上田桃子は7アンダー14位タイ、横峯さくらは6アンダー19位タイで3日間を終えた。

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　3人が8アンダーでスタートした最終組。古閑は1番でいきなりボギーを叩き、同組の李知姫(イ・チヒ)（韓国）と大山志保がバーディを奪う。この時「もう私の優勝はない」と思った古閑。ところが3番から流れが変わり始める。このホールをバーディとすると、5番から10番まで6連続バーディ。「ラインが読めて、そこに打てて、それが入ってくれた」と、とにかく長い距離のパットが入りまくった。「やっちゃいましたね」と自身も驚きを隠せない様子の古閑、パットが冴えた1日にご満悦だった。
これで目標としていた年間3勝を達成し、賞金ランキングも2位に浮上。首位の李知姫とは約1800万円差。残りの2試合でどれだけの追い上げを見せるか、古閑の活躍に期待したい。

【2位タイ宮里藍：後半に3つスコアを伸ばす】
「チャージが遅すぎました。アイアンのつかまりが良すぎて、ラインが出せなくて…ただ自分のメンタルコントロールが出来ていて、いいプレーが出来たので良かったと思います」


【最終順位】
優勝：古閑美保(-13)
2位T：三塚優子(-11)
2位T：宮里藍(-11)
4位T：宋ボベ(-10)
4位T：服部真夕(-10)
4位T：大山志保(-10)
7位T：佐伯三貴(-9)
7位T：ウェイ・ユンジェ(-9)
7位T：一ノ瀬優希(-9)
10位T：李知姫(イ・チヒ)(-8)他3名
14位T：上田桃子(-7)他4名
19位T：横峯さくら(-6)他4名