＜SANKYOレディースオープン　2日目＞◇11日◇赤城カントリー倶楽部(6,453ヤード・パー72)

　群馬県にある赤城カントリー倶楽部で開幕した国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の2日目。開催コース所属で初日首位の茂木宏美が、スコアを1つ伸ばしトータル6アンダーで首位をキープ。1打差の2位には今大会2006年に優勝している諸見里しのぶ、3位には若林舞衣子、4位タイグループには先週優勝の李知姫(イ・チヒ)ら4名がつけている。
古閑美保は2アンダー8位タイ、横峯さくらは1アンダー15位タイとなっている。

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ゲーム終盤、強風が吹き荒れ各選手がスコアメイクに苦しむ中、茂木も例外ではなかった。7アンダーで迎えた17番、強烈なアゲインストのパー4。残り180ヤードの第2打をスプーンで打ったボールは左に引っかけてしまい隣のホールへ。「右から風が抜けているのを信じられなかった」と反省した茂木はこのホールダブルボギーとし、5アンダーの諸見里に並ばれてしまう。しかし最終のパー5では地元応援団の声援も受け、意地のバーディフィニッシュ。トータル6アンダーとし単独首位に立った。「このコースで最終日、最終組で回るのは初めてなので、明日は18番で倒れるくらい頑張りたい」と地元Vに向け明日の意気込みを語った。

2位の諸見里しのぶは今日は凛としたプレーを続け「2年前より成長していることが実感できている。ビックスコアを出せれば誰もが優勝できる可能性があるので明日も気を引き締めていきたい」と大会2度目の優勝に意欲を見せていた。

【2日目の順位】
1位：茂木宏美(-6)
2位：諸見里しのぶ(-5)
3位：若林舞衣子(-4)
4位T：李知姫(イ・チヒ)(-3)
4位T：佐伯三貴(-3)
4位T：土肥功留美(-3)
4位T：中田美枝(-3)
8位T：古閑美保(-2)他6名
15位T：横峯さくら(-1)他10名