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【WITB】藤田光里の難コース攻略を支えた、“操作性”を高めるシャフト

【WITB】藤田光里の難コース攻略を支えた、“操作性”を高めるシャフト

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2015年4月28日 17時01分

操作性の高いショットで難コースを攻略!
操作性の高いショットで難コースを攻略! (撮影:福田文平)
 国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」で悲願のツアー初優勝を挙げた藤田光里。その影には難コース攻略を助けたシャフトがあった。

 ゴルフをはじめた頃からずっとフジクラシャフトを使用しているという藤田。彼女のギア選びはデータよりも自分の感覚派で、シャフトも例に漏れず、特にダウンスイング以降のシャフトのしなりや戻りのスピード感、ボールに当たった時の感触などを基に選んでいるとフジクラのツアー担当は語る。

 そんな藤田が今使用している「Speeder 569 Evolution (14年)」は、昨年11月の「樋口久子 森永レディス」からドライバーを「BIG BERTHA ALPHA 815 ダブルダイヤモンド ドライバー (14年)」に変更したのに合わせて差し替えたもの。今シーズン、ヘッドを「キャロウェイ XRプロ」に変えてもシャフトはそのままで変えていないあたり「Speeder 569 Evolution (14年)」への信頼は厚いのだろう。

 理由はツアー担当曰く「以前のシャフトも良かったが、より力強いボールで飛んでいたのがきっかけ」。さらにボールの曲がり幅が小さくなり、以前のシャフトであった左へのミスが減った。藤田が元々持つ飛距離に加え、そうして操作性が出たことで、よりコースに対し戦略的に攻められるように。その力はフェアウェイでもアンジュレーションが多く、落としどころを問われる川奈で遺憾なく発揮。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、自身が設定した目標通り3日間アンダーパーで回りきった。

 ここまで国内女子ツアーは8試合消化したが、そのうち優勝者の4名がフジクラシャフトを使用。今週も同社のシャフトを差している選手が栄冠を手にするのか、注目が集まる。

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