国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」がいよいよ6日(金)から開催される。開幕を2日後に控えたこの日は横峯さくら、有村智恵、宮里美香ら米女子ツアーを主戦場とする選手たちもコースに姿を見せた。
横峯さくら、夫婦二人三脚で“4度目の正直”狙う
有村は2011年以来の出場。昨年は賞金ランク106位と低迷しシード権を喪失。今季は下部ツアーのシメトラツアーを主戦場としている。先週の第2戦「ボルビック選手権」では9位タイと上位に入ったが「最終日が悪天候で自分の中でも満足できるプレーではなく、周りが伸びなくて順位が上がってきただけ」だと苦笑。しかし、「一時期のひどい状況からは抜けつつはある」と復調への手ごたえも感じている。
「今まではスイングとか、どうやって打っていくかで頭がいっぱいいっぱいだったけど。今はだいぶそのへんはクリアになって、あとはどうスコアメイクをしていくか。だいぶ進歩したと思います」。スイングに関する悩みはなくなり、コースと正面から向き合うことができるようになったという。
シメトラツアーの賞金ランク10位以内に入れば、来季はレギュラーツアーのシード選手並みに米ツアーに出ることができる。そこが主な目標になるがマンデーからのレギュラーツアーなども積極的に狙うそうで、「今季は貪欲にいきたい」と戦いを求め積極的に動きまわる予定だ。この開幕戦に久しぶりに出場するのもオープンウィークが2週間になるのを避けるためだという。