雨が降りしきる中、5ホールに渡るプレーオフを制した李が栄冠を手にした瞬間、最初に思ったことは「これでやっと帰れる(笑)」。もちろん米国ツアー初優勝の嬉しさは多分にあったが、それ以上に終われた喜びが一番に頭に浮かんだと言う。そのくらい過酷な戦いだったのだろう。
自分の一番のストロングポイントは「自信を持ってプレーできること」と語る李。今年の2月に欧州女子ツアーである「ニュージーランドオープン」を制した経験が彼女に信じる力を与えているという。その優勝経験が今日のプレーオフで大いに発揮された。新たに米国ツアーを制して自信をつけた李の更なる活躍が期待される。