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「いつかメジャーで優勝を」 “日本の女王”として世界へ進出する2025年への想い【竹田麗央・新春インタビュー】

昨年の国内女子ツアー女王のインタビューをALBA Netの読者にお届け! 驚異の活躍を続けた21歳が、女王戴冠や米国挑戦への思いを語った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年1月1日 12時00分

■「まったく考えてなかった」今年の米国参戦

--メジャーで2勝(ソニー日本女子プロ選手権、日本女子オープン)を挙げたことで5年間の複数年シードを獲得。これが米国進出を考えるうえで大きかった

「そうですね、複数年シードが取れたことで現実味が増しました。もともとは『日本で10勝くらいしたらアメリカに行きたい』というプランだったので、もう少し先のことだと思っていました。シーズンが始まる前は、Qシリーズ(米ツアー予選会)を受けることもまったく考えていませんでした。23歳、24歳くらいで行ければ…という感じでした」

メジャー2勝目となった「日本女子オープン」。この後の優勝会見で25年の米国ツアー挑戦への意向をはじめて示唆した

メジャー2勝目となった「日本女子オープン」。この後の優勝会見で25年の米国ツアー挑戦への意向をはじめて示唆した (撮影:佐々木啓)

--そもそも米国ツアーへ憧れを抱いたきっかけは

「もともと小さい頃からアメリカでやりたいとは思っていました。そのなかで日本の選手がどんどん活躍するようになり、そういう姿を見て自分も行きたいなという気持ちが強くなっていきました」

--米国ツアー対策は

「まだ準備自体はそこまでできていないですし、ショートゲームについてはもっと練習したい。あと昨年はバンカーからのリカバリー率が低かった(サンドセーブ率は『42.5287%』で50位)ので、その辺りも練習できればと考えています。飛距離については、海外にはもっと飛ばす選手がいますが、その選手のなかでも自分の飛距離に自信をもっていきたいですね」

--25年シーズンは山下美夢有選手や岩井明愛・千怜姉妹など日本ツアーから挑戦する選手も多い

「今年たくさん一緒に回った選手たちとアメリカに行けるのはすごく心強いです」

--仲がいい小祝さくら選手に米国ツアー参戦を誘ったりしたことは

「何回も誘ってるんですけど…全然『行く』って言ってくれないですね(笑)」

6ホールに及ぶ“プレーオフの激闘”を制し「TOTOジャパンクラシック」優勝。米国ツアー挑戦権を手にした

6ホールに及ぶ“プレーオフの激闘”を制し「TOTOジャパンクラシック」優勝。米国ツアー挑戦権を手にした (撮影:佐々木啓)

--クラブ構成の見直しは

「基本的には今年のままでいくと思います。ただ、芝質が日本とは異なるので、ウェッジはバンスが違うものを持っていこうかなと考えています」

--米国ツアーを戦ううえで助言を受けていることや、ゴルフ面やそれ以外でも楽しみにしていることは

「炊飯器を持っていったほうがいいという話は、たくさんの方から聞きました。いろいろな場所でプレーできるのは楽しみです。あとは野球(メジャーリーグ)も見られたらうれしいですね。見たいのは、やっぱり大谷(翔平)選手です。チケットは…今、お願いしています(笑)」

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