国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の初日。今季ここまで12戦に出場し、半分の6試合でトップ10に入りながらも優勝をつかめていない服部真夕。この大会では初日を終え、6バーディ・1ボギーの67をマーク。首位の佐伯三貴と1打差の2位タイにつけた。
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服部はINコースからスタート。12番でパー5でバーディを先行させると、15番でもバーディを奪取。17番パー5ではグリーン奥のカラーから3パットのボギーを叩くも、18番ですかさず取り返し2アンダーで後半へ。後半に入っても勢いは衰えず、4番パー5で3メートルのバーディパットを沈めると、これを皮切りに5番、6番と3連続バーディを奪取。「しっかりバーディチャンスに付いたのは獲れました」とチャンスを逃さず好スタートを切った。
先週の「リゾートトラストレディス」では最終日に39パットを叩き43位タイフィニッシュ。後半だけで22パットを叩き、師匠の岡本綾子に「日曜日の夜に電話して22パット打ちました」と報告。「パターを変えてみようかと思っている」と相談すると、“グリップを変えるだけでも気分転換になるよ”と言われその言葉に従った。そしてグリップ変更の結果は「今日は27パットでした」。師匠の助言で見事に復調した。
優勝を決めきれれない理由は「3日間、4日間なり安定してプレーできないのは、1つ良くなっても他のどこかが悪くなってしまったりして、自分でリズムを崩してしまってる部分がある」こと。「ミスしてもしっかり気持ちを持ってやっていきたい」残り3日、これまでの悪い流れを断ち切り安定したプレーで今季初勝利を掴んでみせる。