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最後は“名物バンカー”の餌食に… 馬場咲希は2ダボで悔しい終戦も「3日間でたくさんの経験ができた」

最後は“名物バンカー”の餌食に… 馬場咲希は2ダボで悔しい終戦も「3日間でたくさんの経験ができた」

配信日時:2022年10月16日 15時00分

悔しい終わり方となった馬場咲希
悔しい終わり方となった馬場咲希 (撮影:鈴木祥)
富士通レディース 最終日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689ヤード・パー72>

アマチュア選手として唯一進出した決勝ラウンドだったが、馬場咲希(代々木高2年)にとっては苦しい一日になった。3つのバーディを奪うも、ボギーとダブルボギーが2つずつ。トータルスコアを2アンダーまで落としての49位タイという結果に悔しさがこみ上げた。

18番のバンカーはこんなに高い!

クラブハウスへ戻る足取りも重い。この日の自身最終ホールとなった18番では、2打目がグリーン前に広がるコース名物のガードバンカーにつかまった。ライはアゴ付近と最悪な状況。一度は後ろに出す考えも頭をよぎったが、「それは嫌だな」と前を向き、果敢にピンを狙った。打球はなんとかアゴを越えたものの、力なく再び砂地に戻される。4打目は横に出すだけ。多くのプロを苦しめた場所でダブルボギーの締めくくりになった。

「きょうはバーディを狙いにいったんですけど、ショットがうまくいかず、ぜんぜんチャンスにつかなかった。外してはいけないところに外したのもたくさんあったし。ショットがダメでした」。前半の5番もダブルボギー。そんな一日を象徴するような最終ホールだった。

とはいえ「この3日間でたくさんの経験ができたので、あまり疲れは感じていない」と、まだ高校生のアマチュア選手にとって充実の一週間になった。初日は米ツアー優勝を引っ提げて連覇に挑んだ古江彩佳とラウンド。「アメリカで得たこととかが、たくさんつまったゴルフなのかなと思って見てました。ショット、パットに安定感があって、すごく勉強になりました」と、目を輝かせながらプレーを続けた。

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