ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

初優勝はお預けも… 菅沼菜々が極限のなかで魅せた驚異の判断

初優勝はお預けも… 菅沼菜々が極限のなかで魅せた驚異の判断

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年10月9日 17時00分

小技の名手であり策士ぶりを見せた菅沼菜々
小技の名手であり策士ぶりを見せた菅沼菜々 (撮影:佐々木啓)
スタンレーレディスホンダ 最終日◇9日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6570ヤード・パー72>

初優勝を目指し最終ラウンド最終組でスタートした菅沼菜々。途中足がつるアクシデントがありながらも首位に追いつくプレーを見せたが、「もう少し伸ばさないとダメでしたね。大事で決められなかったのがこの結果かな」と1打及ばず。1打差の2位タイに終わったが、素晴らしいマネジメントを見せる場面があった。

入ったか? 外れたか? 菅沼菜々の逆くの字【写真】

その舞台は4番パー3。グリーン奥に切られたピンに対して、上田桃子が奥のカラーにオーバーさせたのを見てから打ったティショットは、上田の内側のカラーにつける。菅沼のボールはまさに上田のライン上でカップまでは3.5メートルほど。そしてパターで打つ上田のために一度ピックアップする。ここからキラリと光る判断を見せた。

パターで打った上田の球はカラーの切れ目で跳ね上がりカップに届かず。これを見届けた菅沼はパターから持ち替えてウェッジで行くかと思ったが、「少し傾斜が強かったのでパターのほうがイメージしやすかった」とそのままパターを選択。「イメージ通りに打てた」と放った球は跳ね上がることなく転がるとそのままカップへ。絶妙な判断の次のホールでも連続バーディとして、首位浮上へとつなげた。

菅沼は決してウェッジが苦手なわけではない。11番パー5では3打目をグリーン奥に外しながらもチップインバーディ。17番で2打目をグリーン左に外し、このホールボギーなら首位から離される絶体絶命の場面のなか、逆目からのアプローチを完ぺきに寄せてパーセーブ。ともに56度のウェッジでの素晴らしい技術だった。つまり、4番ホールはそれ以上にパターに自信があったというわけだ。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト