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パターとの付き合いも近すぎてはダメ? 青木瀬令奈はあえてエースと距離を置く

パターとの付き合いも近すぎてはダメ? 青木瀬令奈はあえてエースと距離を置く

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年7月1日 10時16分

資生堂レディスオープン 2日目◇1日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

首位と1打差の4位タイ。好位置で予選を通過した青木瀬令奈がさらりと言った。「私、今年から練習じゃエースパターを使わないんです。それが今週も良かったのかな」。あまりにも普通に話すので、最初は何を言っているのかよく分からなかった。

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その理由は簡単。「本番に向けて新鮮味を出したいから」。練習日からプロアマまで別のパターを使用することで、エースパターの感覚を鈍らせるのが目的だという。

「ずっと使って慣れが出てしまうと、ボールの位置だったり、体重のかけ方だったり、一つひとつが“果たして合っているのかな”となってしまうんです。“なんか違う”と思った時に、気持ち悪さでズルズル行ってしまうんですね。なので、一度違う感覚を入れてリセットして、“こうかな?”と試行錯誤しながら打つほうが合っている気がします」

リセットさせる感覚も状態によって変わってくる。今週はエースと同じヘッドで、エースよりも2インチ短い32インチのパターをプロアマまで使用した。

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