1打差から“痛恨OB”で失速…　吉田優利はサバサバ「自分的にはすごくいいショット」

＜リシャール・ミル ヨネックスレディス　最終日◇5日◇ヨネックスカントリークラブ（新潟県）◇6475ヤード・パー72＞

2打差の2位タイからスタートし優勝争いに加わった吉田優利だったが、後半の一打に泣いた。トップの稲見萌寧と1打差のトータル6アンダーで迎えた12番パー4で、ティショットが左のOBになりここでダブルボギー。その後、盛り返すことができず、トータル4アンダーの4位タイに終わった。

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しかしラウンド後、このシーンについては「あれは風が来なかっただけで、自分的にはすごくいいショット。そこまでネガティブになる必要はないと考えています」とサバサバと振り返る。むしろパッティングのタッチが合わなかったことが気になった一日。「スコアを伸ばせる感じじゃないと把握しながら回っていたけど、その調子で4位なら次につながる」と前を向いた。

6番パー5では残り35ヤードからの3打目を、58度のウェッジで直接決めてイーグルも奪った。こうして2つ伸ばして迎えたサンデーバックナインで勝負をかけたかったが、12番以外でもパーを並べるなど最後まで波に乗れなかった。「風に負けちゃったかなという印象」。こう総括する。

今季はここまで5回トップ10に入っているが、まだツアー3勝目はつかめていない。「来週は4日間大会なので、決勝ラウンドでいい位置にいたい」。9日（木）開幕の「宮里藍 サントリーレディスオープン」（兵庫県・六甲国際ゴルフ倶楽部)での今季初優勝へと視線を向けた。