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アマチュア最強世代の一角を担う飯島早織が首位に肉薄 飛距離アップで始めたキックボクシングではプロから誘いも

アマチュア最強世代の一角を担う飯島早織が首位に肉薄 飛距離アップで始めたキックボクシングではプロから誘いも

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年6月4日 08時30分

<リシャール・ミル ヨネックスレディス 初日◇3日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>

3アンダーで首位に4人が並ぶという大混戦となった「リシャール・ミル ヨネックスレディス」初日だが、気がつけばその首位グループと1打差の4位タイにつけていたのが、アマチュアの飯島早織だ。茨城県・ルネサンス高の2年生で、今大会はマンデーをトップで通過しての出場となる。

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「昨年初めてこの試合に出場したんですが、そのときよりも成長した姿を見せたいと思ってやってきました。今日は自分でも成長を感じることができてすごくうれしいです」とホールアウト後に語った飯島。昨年は3日間「73」を並べてトータル3オーバーの53位タイだった。今年は各日、昨年のスコアを上回るつもりだが、初日はスコアを3つ縮めて見せた。

実は、結構なハードスケジュールをこなしての初日だった。月曜日にマンデーに出場したあと、静岡県に移動。火曜日に静岡よみうりCCにて「全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権」の練習ラウンドを行い、水、木曜日は本戦を戦い、首位と2打差の3位タイでフィニッシュ。そこから新潟に戻ってきたのは、夜の9時を過ぎていた。17歳の女子高生がこれだけハードなスケジュールをこなしながら、好成績をマークしたものだと思うが、そのスポーツ歴を聞けば思わず納得だ。

ゴルフを始めたのは4歳で、6歳のときに「世界ジュニアゴルフ選手権」で2位以下に12打差をつけて優勝する。その後もゴルフを続けていたが、飛距離アップのために、中学では野球部に入部。男子部員とともに厳しいトレーニングに汗を流した。さらに、週に4回野球塾に通い、夜10時まで練習していたというか恐れ入る。このあいだ、ゴルフは月に一度ラウンドするだけで、練習場にも行くことはなかった。しかし、確実にパワーが身につき、飛距離が230〜240ヤードにまでアップ。ところが、方向性にブレが生じたため、飛距離をあえて落としたという。その後、やはり飛距離は必要だと感じ、始めたのがキックボクシングだ。

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