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危険な“穂”を避ける攻略ルートが必須 地元・前年2位・17年覇者の共通点【大西翔太の大展望】

危険な“穂”を避ける攻略ルートが必須 地元・前年2位・17年覇者の共通点【大西翔太の大展望】

配信日時:2022年6月3日 08時00分

安定感抜群の3人が大会を引っ張る!(左から高橋、青木、三ヶ島)
安定感抜群の3人が大会を引っ張る!(左から高橋、青木、三ヶ島) (撮影:米山聡明)
今週の国内女子ツアーは今季14試合目の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」が行われる。北陸で唯一開催される本大会。2017年大会で優勝した青木瀬令奈のコーチ兼キャディとして大会2勝目を目指す大西翔太氏が展望を語る。

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■新潟での勝利の方程式は… いつも以上のパーオン率

新潟で年に一度開催される大会では、これまで数々のショットメーカーが活躍を見せてきた。本州の日本海側で行われる唯一の大会。コースにはどのような特徴があるのか。「ヨネックスレディスは、決して飛ぶ選手が有利というわけではありません」と大西氏は説明する。

これにはもちろん理由がある。「飛ぶ選手にとっては刻まなければいけないホールもあります。そして何よりも大事なのが、グリーンを外さないことなんです」。グリーン周りの芝は穂が出ており、「しかも長いので、アプローチを寄せるのが難しいんです」と大西氏。「アプローチが続くと心に負担がかかるので、パーオンを増やしていくことが大事なんです」と続ける。

このやっかいな穂はグリーン周りだけでなくアイアンショットにも影響大だ。そのため、ティショットももちろんフェアウェイキープが重要。「どこのコースでもそうですが、いつも以上に曲げないショット力という基本の部分が大事になるんです」と力説する。

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