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ルールに則った正しい行為! ネットを騒がせた稲見萌寧のグリーン上での出来事

ルールに則った正しい行為! ネットを騒がせた稲見萌寧のグリーン上での出来事

配信日時:2022年5月8日 08時00分

ルールを熟知していたがゆえにそう思った人も多かったかも
ルールを熟知していたがゆえにそう思った人も多かったかも (撮影:佐々木啓)
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップレディス 3日目◇7日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

国内メジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目、ある選手のプレーでの行為がネットで話題となり、物議をかもした。

ラインを読む稲見萌寧

そのシーンは稲見萌寧の5番ホールのグリーン上でのこと。一度マークしてあった位置にボールを戻してマークを拾い上げる。そして素振りを行っていたが、突然素振りをやめると、ボールに触れて位置を少し動かして、その後動かしたボールにマークをした。これがペナルティなのではないかという声が上がった。

このことについて日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)に確認すると、今大会の競技委員長・門川恭子氏はこのように回答した。「これは正しい行為です。2019年にルールが変更になり、一度マークされたボールが動いてしまった場合、元の場所にリプレースしなければならなくなりました」。

稲見が素振りを行っている最中にボールが動いてしまい、稲見はすぐ横にいたキャディと確認して“動いた”と確認。そのため規則13.1d(※)に則り、無罰で元の場所にリプレースした。この際、元の場所、または動いてしまった場所にマークをする必要はない。そして稲見は元の場所にボールを戻すと、つぎはアライメントを合わせるためにマークをした。

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