一方で、ともにツアーで戦った横峯さくら、そして不動裕理は今大会に出場している。自分が先に引退して見守る立場となった。「お二人とも会ったのは久しぶりですけど、まだプレーしているのは想像もつかなかったですね(笑)。特に、さくらに関しては最初に辞めると思っていたので(笑)」と盟友の奮闘には意外性を感じている。
そして、宮里の目標となり、ときには壁となって立ちふさがった不動へのリスペクトは尽きない。「私たちは不動さんという存在がいたおかげで、すごく練習して、成績を残せて、今に繋がっている。やっぱり不動さんという強いシンボルがあったからこそ、今のツアーがあると思う。さっき9番ホールで不動さんがプレーしているのをみて、すごく感慨深かったし、カッコいいなと思いましたね。そのすごさを、直接は今の若い世代は分からないかもしれないけど、でもやっぱり何かを感じて欲しいなと思いますね」と話した。