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「女王のマジック点灯ですね」 球筋生かす“ラフからの技術”に西郷真央の強さを見た【辻にぃ見聞】

「女王のマジック点灯ですね」 球筋生かす“ラフからの技術”に西郷真央の強さを見た【辻にぃ見聞】

配信日時:2022年5月3日 11時00分

「西郷さんは、ラフからでもカット目にクラブを入れて、高く上がるフェードボールを打てる。これにより最少のランでボールを止めることができます。このラフからでもグリーンでしっかりと止める技術が素晴らしかった」

これは、さらにラフがさらに伸びる夏場になるとより効いてくる。体さえ問題なければ、その活躍が当分続くことも予感できるショットの数々を見た。

■小技もバツグン…プレー姿にもスキはなし!

さらに辻村氏が注目したのが、グリーン上のプレー。「2日間まじまじと見させてもらいましたが、出球、ボールの回転が素晴らしかったです。西郷さんはクロスハンドで、32インチと短いパターながら、下になる左手の甲にブレが見えず、しっかりとフェース面を管理していました。つかまったボールが、フェースにしっかりと乗るから、キレイな回転の球が出ていくんです」。

浜野GCのグリーンはアンジュレーションに富んでいるものの、しっかりと、いい回転のボールを打てばイレギュラーは起こりづらい仕上がり。最終日の前半こそバーディパットが一筋決まらず天を仰ぐシーンも目立ったが、不要なロスもなかった。ここにも4勝目の要因が見てとれる。

これに加え小技の精度も光る。77.7778%のリカバリー率、サンドセーブ率でツアー1位に立つなど、守備面でもスキがない。「とにかくプレースタイルが落ち着いている。ミスが出ても切り替えが早く、冷静に対処できるんです」。たまにグリーンを外した時でも、涼し気に寄せてパーを拾う姿は、とてもプロ3年目の20歳とは思えない。

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