厳しいコンディションとなった初日、そんなアドバイスが生きた場面が13番パー5。3打目は一番奥のピンまで40ヤード、ここで9番アイアンのランニングアプローチで3メートルに寄せてバーディ。「イメージが湧いたクラブでやるようにしていて、いろんなクラブを使ってできるように」という、攻めの引き出しが増えた実感もスコアメイクに生きている。
雨の影響もあって「グリーンが軟らかかったので、ピンをデッドに狙って」と攻めの姿勢も奏功。「今年の目標は初シードと初優勝です」と言い切る19歳が、2日目以降も勢いに乗ってスコアを伸ばしにかかる。(文・高桑均)
