原英莉花は7位浮上も「ちょっと悔しいわー」　連覇、2週連続V、7年シードへ5打差逆転なるか

＜JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇27日◇宮崎カントリークラブ（宮崎県）◇6543ヤード・パー72＞

9番でイーグルを奪うなどスコアを3つ伸ばし、トータル4アンダーの7位タイに浮上した原英莉花。それでもラウンド後には「ちょっと悔しいわー」と唇をかんだ。

原英莉花がふくれっ面？【大会ライブフォト】

「いいところもあったんですけど、耐えるところで耐えられなかったなというのが悔しいラウンドになりました」。特に悔やんだのが18番のセカンドショット。フェアウェイから奥のカラーまで行くと、そこから3打を要しボギーとなった。「すごく悩んだのですが、ずっとショットが良くなかったので一番手下げる勇気がなかった」と最後にスコアを落とした原因を分析した。

前週に再発した腰痛はいまだに“置き針”を打ちながらのプレー。ただ南国の暖かさも相まって良化してきた。「なんかいいです。ずっと針は入っているけど、あと1日しっかり頑張れそうです」。残り18ホール、気にせず、後悔せずにできそうだ。

とくれば5打差を逆転して大会連覇といきたいところ。そして自身初の2週連続優勝、そしてシーズン公式戦3勝による7年シードがかかる大一番でもある。「伸ばせるところまで伸ばさないとその希望がなくなってしまう。前半から飛ばして頑張りたい。3日間去年と違うようなピンポジションで、最終日に難しいところに切ってくるのかなと思う。上が崩れるかもしれないし、希望を持って戦います」。長かったシーズンも泣いても笑ってもあと1日。スタートホールからフルスロットルで戦って行く。