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賞金女王争いは最終ラウンドへ 稲見「腰の不安はゼロではない」、古江「ショットが悪くて苦しい」 

賞金女王争いは最終ラウンドへ 稲見「腰の不安はゼロではない」、古江「ショットが悪くて苦しい」 

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年11月19日 17時21分

稲見萌寧(左)と古江彩佳はともに予選通過 果たして、その賞金差はどう変わる?
稲見萌寧(左)と古江彩佳はともに予選通過 果たして、その賞金差はどう変わる? (撮影:GettyImages)
<大王製紙エリールレディスオープン 2日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

現在賞金ランキング1位に立つ稲見萌寧はトータル5アンダー・17位タイ、同2位の古江彩佳はトータル2アンダー・38位タイでともに予選を通過。今週、稲見の優勝で賞金女王が確定する可能性もあるが、ひとまずこの“一騎打ち”は最終日まで続くことになった。

原英莉花と笑顔でハグする稲見萌寧【写真】

初日1アンダー・40位タイと出遅れた稲見だったが、2日目に5バーディ・1ボギーの「67」をマーク。相変わらず「朝は(痛みを抱えている)腰が寒さもあって固まっていた。不安はゼロではないけど、痛み止めは飲んでいる」と“爆弾”の解消には至ってないが、そのなかで大きく順位を上げた。

これで今大会は自身初の予選通過。2019年は80位、昨年は61位で決勝ラウンド進出を逃してきただけに、「予選通過が目標だったので達成できてよかった。苦手意識はあるけど、あまり考えないようにした」とホッと一安心だ。「あしたも少しでも伸ばせれば。最終日の後半にどの位置にいるかは考える必要もない」と、これまでと変わらず“女王”への考えは封印してプレーを続けていく。

一方の古江は4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」で、初日の31位タイから38位タイへとわずかに後退。一時は予選通過圏外でプレーした時間もあったが、なんとか決勝ラウンドに進むことができた。前日から不安を覚えていたショットは、この日も「すごく悪くて苦しかった」と改善ならず。「最初からドライバーがまっすぐ打てなかった。途中でフェード気味に打とうとしたけど、ダメで元に戻しました」と試行錯誤を重ねてのラウンドとなった。

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