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「パターが入らない…」 渋野日向子が悔やんだ2度の3パット

「パターが入らない…」 渋野日向子が悔やんだ2度の3パット

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年11月5日 16時38分

パットが入らず、苦しい一日を過ごした渋野日向子
パットが入らず、苦しい一日を過ごした渋野日向子 (撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 2日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

「もうどうにもパターが入らない…」。この言葉がすべてを物語った。2週連続優勝がかかる渋野日向子は1バーディ・3ボギーと2つ落として、トータル1オーバー。首位と11打差の38位タイで3日目に入る。

かなりアンニュイなシブコ【LIVEフォト】

特に1番と13番のパー5を反省点として挙げる。スタートホールでは4メートルから「ほぼ真っ直ぐのラインを若干引っかけてしまった」と3パットのボギー。そして13番ではグリーン前から3打目のアプローチを1メートルに寄せるも、強烈な下りのスライスラインを外すと、そこから傾斜で4メートルほど流されてしまった。ここで2つ目の3パット。「一番悔しい」というプレーに顔をしかめた。

カップが傾斜に切られているホールが多く、短くてもつける位置によっては難しいラインが残る。それでも1.5メートルのチャンスを外した16番も含め、パー5で伸ばせなかったのは痛手だ。その原因については「イメージしているラインと自分の打った感触が合っていない」という部分に求める。ようやく最終18番のパー5で4メートルをねじ込み初バーディを奪ったが、パターの修正ポイントで思い当たる部分は「まったく無い」と苦笑い。パット数は初日が31回だったのに対し、2日目が34回という結果もあって、「とにかく練習するしかないですね」というほかなかった。

「縦距離がまだ合ってない分、難しいパットやロングパットが残ってしまった」と、ショットでもなかなかチャンスを作りだせずリズムが出ない。悔しい表情を浮かべる機会も増えてしまったが、同組の笹生優花、稲見萌寧と話す時には笑顔も弾けた。苦しいラウンドにあって、これはいいリラックスタイムになったに違いない。

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