こんなところでも“仲良しぶり”を発揮？ 大里桃子が人生2度目のエース達成「きょうはこれで十分です(笑)」

＜樋口久子 三菱電機レディス　最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース（埼玉県）◇6650ヤード・パー72＞

親友の優勝に華を添えた！ 大里桃子が最終日の8番ホールで、ホールインワンを達成。大会を主催する三菱電機から賞金10万円が贈られた。

ホールインワンを決めて超ビックリするシブコ【昨年フォト】

7番でバーディを奪って迎えた次のパー3。ティショットで9番アイアンを気持ちよく振り抜くと、これが直接カップインした。ピンは左サイドから4ヤードの位置。「右でいいよね、と打ったら自分の持ち球のドロー系で打てていい感じでスジって」と、これがピンを目がけるナイスショットに。「ギャラリーの人たちが『入れ！』って言うから、“そんなにスジってるの？”と思ったら入って。めっちゃうれしかったです。気持ち良かった」と驚きの結果になった。

記念すべき瞬間は「見えました」としっかりその目でも確認。大里にとってホールインワンは2018年「NEC軽井沢72ゴルフ」最終ラウンドの3番で記録して以来のことで、プライベートも含め、これが正真正銘人生2度目の達成となる。試合はトータル3オーバーの30位タイという結果だったが、「きょうはもうこれで十分です(笑)」と満足な一日になった。

その大会では仲良しの渋野日向子が、プレーオフのすえ劇的な優勝を手にした。勝利の瞬間はグリーン脇で見届け、最後には友をハグで祝福。さらに表彰式にも出席し、一緒に喜びを分かち合うこともできた。ちなみにこの8番は、昨年に渋野もホールインワンを達成したホールとあって、そこでも仲良しぶりを見せつけた形だ。