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イーグルでプレーオフ制した! 渋野日向子が“劇的勝利”で今季2勝目「勝てて自信になった」

イーグルでプレーオフ制した! 渋野日向子が“劇的勝利”で今季2勝目「勝てて自信になった」

配信日時:2021年10月31日 15時22分

最後はペ・ソンウとガッチリ抱擁 渋野日向子が2勝目を手にした
最後はペ・ソンウとガッチリ抱擁 渋野日向子が2勝目を手にした (撮影:米山聡明)
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

“劇的勝利”で、渋野日向子が3週前の「スタンレーレディス」に続く今季2勝目を挙げた。トータル9アンダーで並んだペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを1ホール目で制し、通算6勝目を手にした。

大里桃子のウェアが斬新すぎる件

ソンウ2打リードという状況で迎えた正規の最終18番。渋野は先にバーディパットを決めると、ライバルのプレーを見守った。するとソンウが80センチのパーパットを外して、まさかのボギー。土壇場で追いつくと、プレーオフでの直接対決で優勝が決まることになった。

この2人によるプレーオフは、渋野が勝ったスタンレーレディスに続くもの。この時は4人が参加してのものだったが、すぐに“再決戦の場”は訪れた。そんななか18番パー5で行われた延長戦1ホール目。渋野は2オンに成功すると、すでにソンウがバーディ以下になることが決まっている状況で、この3メートルのイーグルパットを決めた。カップインを見届けると右手でガッツポーズ。そして健闘をたたえ合うように、ハグを交わした。

1勝を含む5週連続トップ10入りと好調のなか臨んだ、先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」では予選落ち。その会見では「(課題は)全部です」と悔しさをにじませながら話していた。そこからわずか1週で劇的勝利。さらにこの大会は昨年予選落ちを喫していた。そのリベンジを果たし、「この3日間いじわるで難しいセッティングだったけど勝てて自信になった」と笑顔。さらにスイング改造などで一度調子を落としていたことを思い出し、「これだけ落ちぶれても応援してくれる人がいたから頑張れた」とファンに感謝を伝えた。

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