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9試合ぶり予選落ちの渋野日向子 課題は「全部」…そのプレーのなか見えた“光明”

9試合ぶり予選落ちの渋野日向子 課題は「全部」…そのプレーのなか見えた“光明”

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年10月23日 07時30分

またカラーから“実質4パット”でダブルボギーを叩いた3番など、初日は32回と苦しんだパターも、2日目は26回と改善。終盤の15番、16番では、ともに10メートルはあろうかというロングパットを数十センチまで寄せ、入るのではという期待も感じさせた。本人も「昨日(初日)はロングパットを合わせ切れず、どうしたらいいか分からなかった状態。なんとかしようと悪いなりに試行錯誤して、(2日目は)合わせられた」と振り返る。

そしてドライバーに関しては、今季ワーストスコアの「78」を叩いた初日も14ホール中12ホールでフェアウェイをヒット。その率は85.7%と安定感があった。2日目も78.5%をマークし、フェアウェイで過ごす時間は今週も多かった。

2メートルのバーディパットを外した2日目の14番を、渋野は「後につながらなかった」と流れをつかみ損ねたキーホールに挙げる。そして「アイアン、ウェッジはスピンコントロールがまったくできていない。これから練習しないといけないかな」と、反省の言葉を並べた。しかし初日の全体平均ストロークが72.7500に対し、2日目は73.5648と悪化したなか、この日わずか33人だったアンダーパーを記録したのも事実だ。

今週で「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」からの連戦は7となっていた。急きょ休みとなった土日にしっかりと疲れを抜き、続く「樋口久子 三菱電機レディス」で再び上位争いをしてもなんら不思議ではない。

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