「すごいとは思いますけど、自分が先を越された、自分はまだ最終組で回ったこともないのに、という悔しい思いもあります。彼女が『優勝する』と言っていたのを知って、そこが違うなと思ったし、すごく悔しい気持ちがした。だから、優勝を狙って、このあとの試合につなげたいと思っていたので、今日のプレーはうれしかった」
残された試合で賞金を積み上げ、賞金シードを獲得すれば正会員になれるが、目指すは“優勝”。上位に優勝経験豊富な選手が軒並み顔をそろえる中で、手っ取り早く正会員の資格を得るには、頂点を狙うしかない。「8アンダーぐらい出さないと無理だと思うので。とにかくたくさんバーディを獲っていきたい」。先を行く勝みなみや渋野日向子と同じ黄金世代の一人。これまで味わった悔しさを、最後の18ホールにぶつけ、正会員になってみせる。
