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渋野日向子が2週連続Vへ好発進も内容に“苦言” 「気持ち悪い感じで回っていた」

渋野日向子が2週連続Vへ好発進も内容に“苦言” 「気持ち悪い感じで回っていた」

配信日時:2021年10月15日 15時30分

好ラウンドに笑顔も弾ける一日だったが課題も
好ラウンドに笑顔も弾ける一日だったが課題も (撮影:上山敬太)
<富士通レディース 初日◇15日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679ヤード・パー72>

2週連続優勝に向け好発進だ! 渋野日向子は、第1ラウンドで5つのバーディに加えボギーフリー。5アンダーは、ホールアウト時点で首位と3打差で、「スタートダッシュとしてすごくよかった」一日となった。1年11カ月ぶりの勝利を挙げた先週から引き続き好調を維持しているように見えるが、ラウンド後にはそのなかで見出した課題も口にした。

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昨年大会覇者の申ジエ(韓国)、前週も最終日同組でプレーした西郷真央とともに1番からスタート。すると2番で3メートルのチャンスをジャストタッチで流し込み、バーディが先行した。さらに5番でも1つ伸ばすと、7番のパー5で3打目のバンカーショットを1メートルにつけるバーディで、一度は首位にも並んだ。伸ばしあいの展開のなか9番でもバーディを奪い、いい形で後半に入った。

少しのインターバルを挟み後半に入ると、10番ですぐさまバーディ。しかし13番パー3では、ティショットを曲げバンカー群の間のラフに入れると、その後のアプローチも4メートルを残すピンチも。しかし、これをしのいで流れを切らさなかった。そしてその後もパーを並べて、ラウンドを終えた。

プレー中には笑顔ものぞく一日だったが、「ショットの安定感が欠けていて、気持ち悪い感じで回っていた」という不安は抱えていた。伸ばしきれなかった後半についても、「読みがなかなか合わなかったり、ガッツいてしまった。もう少しパー5で獲りたかった」と反省は残る。特に終盤の16番パー5は、「上りのラインだったのでどうしても入れたかった」というパットを外してのパー。100点満点とはいかなかった。

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