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小樽名物・難攻不落のパー4がときにパー5に! 女子ツアー初の試みに塩谷育代は「世界に通用する選手を」

小樽名物・難攻不落のパー4がときにパー5に! 女子ツアー初の試みに塩谷育代は「世界に通用する選手を」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年8月25日 17時00分

<ニトリレディス 事前情報◇25日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6775ヤード・パー72/パー73>

39試合ある国内女子ツアーのなかでも屈指の難コースと呼ばれるのが今大会の舞台・小樽カントリー倶楽部。そのなかでも最大の難所となっているのが16番ホール(パー4)。447ヤードと距離が長く、2打目でピンを狙う選手には池が、レイアップして3打目で寄せようとする選手にはフェアウェイ真ん中にそびえる1本の木が行く手を阻む。小樽が開催コースとなった15年から、パー4ながらもバーディ賞が設定されており、その難しさがうかがえる。

いつもと見え方が違う 16番ティからの選手目線

そんな名物ホールに今年手が加えられた。ティイングエリアを二カ所用意して、日によってパー4とパー5を使い分けるというのである。

今大会のセッティング担当を務める塩谷育代はいう。「この大会のコースセッティングをして3年目ですが、16番というのは非常にタフなホール。距離が長く、風向き、グリーン形状を踏まえてピンポジションを決めるにあたり毎年非常に悩んでいました」。セカンドが池越えと考えると、ピンを切る位置が限られてしまう悩みがあった。

そこで今回ティを移してパー4とパー5を使い分けることでその悩みを解消しようと試みた。「パー5にして80ヤード後ろのティを使ったときには厳しいピンポジション、パー4のときは風向きにもよるがパー5との差を思い切って出したい」と意図を明かす。

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