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初優勝を逃した野澤真央「気持ちを切らさず攻め続けられた自分をほめてあげたい」

初優勝を逃した野澤真央「気持ちを切らさず攻め続けられた自分をほめてあげたい」

配信日時:2021年7月18日 17時12分

最後はカップに蹴られ呆然 野澤真央が初優勝をあと一歩のところで逃した
最後はカップに蹴られ呆然 野澤真央が初優勝をあと一歩のところで逃した (撮影:村上航)
<GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日◇18日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県) ◇6657ヤード・パー72

初日9アンダーでトップタイ、2日目に4つスコアを伸ばし13アンダーで単独トップ。最終日、2位の若林舞衣子に1ストローク差をつけスタートした野澤真央だったが、その若林とのマッチレースの末、プレーオフに敗れ初優勝を逃した。

感動のラストシーン 渾身のガッツポーズ【大会ライブフォト】

「久しぶりの最終日最終組。優勝争いをすると、これまではいつも崩れていました。きょうはまったく崩れない若林さんについて行くのがやっとでしたが、おかげでしっかりプレーできたと思います」と、激戦を振り返った。

野澤はスタート1番でボギーを叩いたが、3番、4番をバーディで盛り返した。だが、6番で痛恨のダブルボギー。波のある出だしだった。一方の若林はスタート1番でバーディを獲ると、淡々とパーを重ね、前半はボギーを打たないゴルフ。その若林の背中を野澤は追いかけ続けたという。

ダボを叩いた野澤の姿をギャラリーとともに歩いて見守っていたコーチの青木翔氏は、「あれは仕方ない。初優勝を狙う者は挑戦者。追いかけるほうがいい」と言っていたが、6番のダボは攻めた結果。悔やむことではない。そんなことは承知しているというかのように、そのあとの野澤の集中力はすごかった。3つのバーディを獲り、最終18番でボギーを叩いた若林に追いつきプレーオフに持ち込んだ。

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