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強いカット軌道を修正した稲見萌寧 次につながる4位フィニッシュ

強いカット軌道を修正した稲見萌寧 次につながる4位フィニッシュ

配信日時:2021年7月18日 16時28分

稲見萌寧は5戦ぶりのトップ5入り 東京五輪に向けてさらなる上昇気流に乗りたい
稲見萌寧は5戦ぶりのトップ5入り 東京五輪に向けてさらなる上昇気流に乗りたい (撮影:米山聡明)
<GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日◇18日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県) ◇6657ヤード・パー72

調子を落としていた東京五輪代表の稲見萌寧に、復調の兆しだ。最終日に4バーディ・1ボギーと「69」と3つスコアを伸ばし、3日間トータル12アンダー・4位タイでフィニッシュした。

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「トップ5でフィニッシュするか、トップ5を外すのかで違うし、スコアも70で終わるのか69で上がるのかで全然違います。最終18番をバーディで上がれてよかったです」と、笑顔で話した稲見。6月最終週の「アース・モンダミンカップ」から2週連続予選落ちをするなど調子を崩していただけに、ほっと一安心といったところだ。

「今日もショットは最低限それなりにできていましたが、下りグリーンでイメージしたラインとスピードが噛み合っていませんでした。そこは課題です。ショットは毎週少しずつよくなっている実感はあります。今、取り組んでいることが間違っていないことをコーチと確認できたので、ひたすら今やっていることをやり続けます」

稲見が今やっているのは、「左へのミスを打たない」こと。アウトサイドインのカット軌道が強くなって、外から下りてきたヘッドをインパクトで返し、左へ出て左へ曲がるミスが出るのだ。カット軌道が強くなる原因は「飛ばしていこうとして、切り返しから力が入ってしまうからです。形は気にせず雰囲気を重視して、右ペラのスライスでいいと思って振っています」と、稲見はいう。

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