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優勝直後には愛息を“ギュッ” 若林舞衣子が家族に感謝伝える涙のV「天国の母へいいプレゼントになった」

優勝直後には愛息を“ギュッ” 若林舞衣子が家族に感謝伝える涙のV「天国の母へいいプレゼントになった」

配信日時:2021年7月18日 15時57分

若林舞衣子が家族への思いを優勝につなげた
若林舞衣子が家族への思いを優勝につなげた (撮影:村上航)
<GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日◇18日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6657ヤード・パー72>

若林舞衣子が、プレーオフで敗れた先週の悔しさを、プレーオフで晴らした。トータル15アンダーで並んだ野澤真央をくだし、2017年「アクサレディス」以来の勝利。4年ぶりのツアー通算4勝目を手にした。

天高くこぶしを突き上げる若林舞衣子【大会フォト】

延長戦2ホール目。手前2メートルのバーディパットがカップに沈み勝利が確定すると、右手で拳を作りガッツポーズ。そしてそれを高く掲げた。「先週は堀(琴音)さんの強い気持ちに私が負けたと思った。今週は弱い自分に負けたくない、絶対に勝つと思ってやっていた」。その気持ちが最高の結果につながった。

野澤との1打差を追いかけスタートした最終日。追い越し、追い越されながら、6番でライバルから再びトップの座を奪った。最終18番で1打リード。しかしこの土壇場でボギーを叩き、追いつかれた。「18番は自分でないような感じだった。アプローチが得意だから、(チップイン)バーディが獲れたらなと思ったら強く(クラブが)入ってしまった。体が思ったように動かなかったですね」。こんなプレッシャーのなか迎えたプレーオフだった。

優勝はもちろんだが、このラウンドでは連続ボギーなしの国内女子ツアー記録更新もかかっていた。先週から続くボギーなしラウンドを9番で『81』まで伸ばし、まずは2015年に申ジエ(韓国)が打ち立てた国内女子ツアー記録に並んだ。そして続く10番でバーディを奪い“歴代単独1位”の座に躍り出た。14番でボギーを叩くまで『85』に更新。記録更新については、「えーそうなんですか? うれしいです。知らなかったのでビックリです」と目を丸くした。

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