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亡き母には「天国で喜んでいてくれたらうれしい」 若林舞衣子が娘、そしてママとして捧げたV

亡き母には「天国で喜んでいてくれたらうれしい」 若林舞衣子が娘、そしてママとして捧げたV

配信日時:2021年7月18日 18時16分

若林舞衣子は優勝の瞬間、天まで届くほど高く拳を突き上げた
若林舞衣子は優勝の瞬間、天まで届くほど高く拳を突き上げた (撮影:村上航)
<GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日◇18日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6657ヤード・パー72>

悔し涙は、1週間後に歓喜の涙へと変わった。前週の「ニッポンハムレディス」で堀琴音にプレーオフで敗れた若林舞衣子が、今週はプレーオフで野澤真央を下し、2017年の「アクサレディス」以来4年ぶりとなるツアー4勝目を挙げた。

優勝スピーチでは亡き母を思い涙【大会ライブフォト】

流れは決していいとは言えなかった。1打差の2位でスタートすると1番で幸先よくバーディを奪い、野澤がボギーで首位浮上。再び逆転されるも、6番のバーディで再びトップに立った。その後も順調にスコアを伸ばし、ツアー新記録となる82ホール連続ノーボギーも打ち立てたが86ホール目となった14番で、ついにボギーを叩いた。さらに1打リードで迎えた18番では、グリーン奥から寄らず入らずでボギー。野澤に追いつかれ、19ホール目に入った。

1ホール目はともにパー、そして運命の2ホール目に入る。このセカンドを2メートルにつけるも、野澤もバーディチャンスに。だが、先に打った野澤のボールがカップに蹴られると、若林の「思ったよりも右に出た」という球はそのままカップへ吸い込まれた。「先週のような悔しい思いはしたくなかった」とリベンジを果たした。

前回の優勝から4年の間には色々なできごとがあった。2019年4月に長男の龍之介君を出産。産休制度を利用し、ツアーからしばらく離れた。復帰したのは20年6月。約2年ぶりにコースに戻ると、生活が一変したことを痛感した。

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