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5時間10分遅れでホールアウトできず…原英莉花は14ホール残し 連覇へ1日32ホールの試練

5時間10分遅れでホールアウトできず…原英莉花は14ホール残し 連覇へ1日32ホールの試練

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年5月28日 06時30分

原英莉花、イーブンからどこまで伸ばせるか
原英莉花、イーブンからどこまで伸ばせるか (撮影:村上航)
リゾートトラスト レディス 初日◇27日◇セントクリークゴルフクラブ(愛知県)◇6605ヤード・パー72>

前回の2019年大会で初優勝を挙げ、初めてディフェンディングチャンピオンとして挑んだ原英莉花だったが、初日は荒天による長時間の中断もあり、4ホールを消化した時点で日没サスペンデッドとなった。

雨の日ならではの仲良しショット【大会フォト】

本来の予定時間よりも5時間10分遅い午後5時25分に1番ティから出た原。「ディフェンディングチャンピオンの〜」というアナウンスに少しはにかむと、今週調整を施したドライバーで同組の二人を約20ヤードほどアウトドライブ。「コースでどれだけできるか」という不安をかき消すと、このホールのバーディパットはわずかに外れたものの、次の2番で2打目を右奥1.5メートルにつけてバーディを先行する。

だが、3番をパーとして迎えた4番。ティショットをフェアウェイ左に置くと、2打目を左奥1.5メートルにピタリとつけた。またしてもチャンスを迎えたが、このバーディパットはわずかに右を抜けて2.5メートルオーバーすると、返しを決められず。ホーンが鳴ったため、一度は翌日に回そうとしたが、結局このボギーパットを沈めてイーブンパー・暫定33位タイフィニッシュ。本日午前6時30分に5番ティから再開することとなった。

前週まではショットの調子が上がってきていなかったが、クラブの調整もあって初日は4ホールながらフェアウェイキープ率、パーオン率ともに100%と完璧だった。14ホールも残ったため、2日目に32ホール消化する長丁場の戦い。自身初の連覇に向けて試練の1日となるが、ショットの良さを生かして何とか上位で決勝ラウンドへと進みたい。

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