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記録ラッシュの稲見萌寧、13バーディの内容は? 『61』の最少スコアは「自分で塗り替えたい」

記録ラッシュの稲見萌寧、13バーディの内容は? 『61』の最少スコアは「自分で塗り替えたい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年5月22日 18時06分

13バーディを奪った稲見萌寧 コーチとの二人三脚で記録更新
13バーディを奪った稲見萌寧 コーチとの二人三脚で記録更新 (撮影:米山聡明)
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 2日目◇22日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6486ヤード・パー72>

稲見萌寧が“記録ラッシュ”で単独首位発進を決めた。この日のバーディは獲りも獲ったり13個。ボギーは2つに抑え、2位の鈴木愛に5打差をつける11アンダーで、今季6勝目に向け独走状態に入った。

最強・稲見萌寧のアイアンスイング【連続写真】

スタートの1番パー4。ここで残り143ヤードを、6番アイアンでピン手前1メートルにビタっと止めてバーディを奪うと、そこから止まらない。その後も前半だけで5つのバーディ(2ボギー)をゲット。9番から15番まで7連続で“〇”を並べた。17番で手前5メートルを沈め、これが13個目のバーディに。これまでのツアー記録の11個を2つ上回る、1ラウンド(18ホール)最多バーディを樹立しクラブハウスに戻った。

そんな状況に身を置いたが、ラウンド中はいたってクール。その後の会見でも淡々と一日を振り返る。「安心するというよりはもっと欲を出して、全ホールバーディを獲る気持ちで回りました。(今大会キャディを務める)コーチが冷静。ハイタッチもギリギリしてくれるくらいで(笑)。それもあって冷静でいられました。狙った通りに打てているので驚くことはなかったですね」。12番では右奥7メートル、そして記録に並んだ14番では手前6メートルを沈めるなど、まさに手がつけられない状態。そんななかでも1ホール1ホール、地に足をつけプレーを続けた。

さらに、この日記録した11アンダーは、2012年の「サントリーレディス」でキム・ヒョージュ(韓国、当時アマチュア)が打ち立てたパー72の18ホール最少ストロークタイ記録。19年大会の第2ラウンドで、この年の優勝者・勝みなみが記録した10アンダーのトーナメントコースレコードも更新する、おまけつきだ。

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