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パターンが細分化される「入国制限保証」 イ・ボミとアン・シネに様々なケースを当てはめてみた

パターンが細分化される「入国制限保証」 イ・ボミとアン・シネに様々なケースを当てはめてみた

配信日時:2021年2月26日 17時30分

ここでシードを獲得できていなかった場合、保証が適用され、2022年の開幕戦から2試合が入国制限保障競技となる。この2試合で獲得した賞金額を20-21年の賞金に加算して、50位以内に相当する金額となれば22年のシード獲得、51〜55位なら22年の第1回目のリランキングまでの出場資格を得られるというわけ。

気を付けなければいけないのは3点。まずは入国制限保障競技が付与されるのは一度だけということ。リシャッフルの時点で2試合の出場権が付与された場合、21年最終戦でシードを獲得できなくても、もう一度付与されるということはない。

そして、今季からメルセデス・ランキング50位以内にシード、51〜55位なら22年の第1回目のリランキングまでの出場資格と賞金ランキングと同じ出場資格が付与されるが、22年の2試合で獲得したメルセデスポイントは加算されない。あくまで加算して計算されるのは獲得賞金だけだ。

もう1つは今回の保証による加算は、記録には加算されないということ。そのため、ボミが賞金女王争いを繰り広げ、22年の2試合の加算で1位の獲得賞金を上回る金額を獲得したとしても、賞金女王にはならない。

続いて、シネの場合。20-21年シーズンの出場資格はQTランキング25位。この資格ではボミ同様に保証試合として2試合が保証されている。

まず突破しないといけないのが、シード選手は免除となる第1回、第2回のリランキング。この時点で以降の試合の出場権を得られれば問題ないが、ダメだった場合はそれぞれリランキング以降の2試合が保証試合に。リシャッフル同様にここで出場権を得られる順位まで達する賞金を獲得できれば、それ以降も出場可能だ。

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