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パターンが細分化される「入国制限保証」 イ・ボミとアン・シネに様々なケースを当てはめてみた

パターンが細分化される「入国制限保証」 イ・ボミとアン・シネに様々なケースを当てはめてみた

配信日時:2021年2月26日 17時30分

イ・ボミとアン・シネ、それぞれのケースで解説
イ・ボミとアン・シネ、それぞれのケースで解説
26日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は外国籍の選手に対する「新型コロナウイルス感染症に関する入国制限保証制度」を発表。22年シーズンへの出場権獲得の不平等が解消するのが狙いだが、この制度は保持している出場権によって大きく変わる。

端的に言えば、出場権を得られなくなったタイミングで“2試合(選手によっては1試合)の猶予を付与するよ”ということだが、それはどのタイミングか。そこでシード選手のイ・ボミ(韓国)とQTランキングでの出場となるアン・シネ(韓国)を例にとって当てはめてみた(あくまで実施大会は予定。今後の試合開催数などによって変更有)。

まず、19年の賞金シード選手であるボミは、21年の9月24〜26日に行われる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後に行われるリシャッフルまでの出場権を有している(免除されるのは今季の優勝選手と永久シード選手のみ)。ここまでに出場権を得られていれば、このタイミングでは入国制限保証は発生しない。

だが、もしリシャッフルでの出場権獲得までの賞金額に達していなかった場合、ここで2試合(スタンレーレディスと富士通レディース)の出場権が保証される。この2試合でリシャッフルでの出場権を得られる順位まで達する賞金を獲得できれば、それ以降も出場可能だ。

次の分岐点となるのは大王製紙エリエールレディス終了時。ここで賞金ランキング、もしくはメルセデス・ランキング50位以内に入っていればシード権を獲得。保証を行使することなく22年シーズンへと入る。

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