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勝負決した“スーパーショット”と卓越した“アプローチ” 古江彩佳の技が光った優勝劇

勝負決した“スーパーショット”と卓越した“アプローチ” 古江彩佳の技が光った優勝劇

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月15日 17時48分

激闘を制した古江彩佳 切れ味鋭いショットはプレーオフでも健在だった
激闘を制した古江彩佳 切れ味鋭いショットはプレーオフでも健在だった (撮影:米山聡明)
<伊藤園レディス 最終日◇15日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

首位タイからスタートした“プラチナ世代”のルーキー・古江彩佳が、トータル12アンダーで並んだ酒井美紀をプレーオフ(18番パー4繰り返し)で退け、9月の「デサントレディース東海クラシック」に続く今季2勝目を挙げた。

誇らしげにカップを掲げる古江彩佳【大会フォト】

3ホール目までもつれこんだ1対1の“死闘”に、あとわずかでショットインイーグルというスーパーショットでケリをつけた。残り161ヤードのセカンドショットで7番アイアンを振り抜くと、ボールはグリーン中央に切り直されたピン目がけて飛んで行った。

「打った感じはすごくよかった。縦距離は分からなかったけど、ラインには乗ってるかなって。(見ていた)スタッフさんなどの歓声も聞こえて、近いんだなと思いました」

ピン手前に着弾すると、コロコロと転がったボールはカップの上を通過。惜しくも直接カップインとはならなかったものの、これがベタピンに。続くバーディパットで、楽々これを流し込んだ。決着をつけるとキャディとヒジタッチした後、酒井に一礼。「うれしいという気持ちもありましたが、トップで出てそのまま優勝できてホッとしました」と、安堵感のほうが大きい通算3勝目(アマ1勝も含む)となった。

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