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攻める姿勢を貫いた原英莉花 周囲のイメージはドライバー、自身が見てほしいのは…

攻める姿勢を貫いた原英莉花 周囲のイメージはドライバー、自身が見てほしいのは…

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年10月5日 07時00分

ロングヒッターの原英莉花 今週は安定感も加わっての圧勝だった
ロングヒッターの原英莉花 今週は安定感も加わっての圧勝だった (撮影:佐々木啓)
<日本女子オープン 最終日◇4日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

ツアーデビュー時からその長身スタイルとルックス、そして国内屈指の飛距離で注目を浴びてきた原英莉花が、日本一の称号を手にした。

後ろ姿にも貫禄があります【大会フォト】

単独首位から出た「日本女子オープン」最終日。この日もスコアを伸ばし、2位の小祝さくらに4打の差をつけ逃げ切りVを達成した。1998年度生まれの黄金世代の中では、畑岡奈紗、渋野日向子に続く公式戦制覇。「ナショナルオープンで勝てたことは自信になる」と笑顔で語った。

昨年6月にはツアー初優勝を挙げている原。これまではビッグスコアが出ることも多かったが、ミスから崩れることも少なくなかった。そんな原が日本一を決める舞台で、まさに圧勝。特に決勝ラウンドはほとんどフェアウェイを外さず、グリーン上でも微妙なパットを沈め、グリーンを外してもチップインを含む絶妙な寄せを決めてスコアを伸ばし続けた。

原といえばまず思い浮かぶのはその飛距離だ。昨年4位、おととし5位のドライビングディスタンスがそれを物語っている。ところが、原自身は、自身の魅力を飛距離だと思っていない。「皆さんドライバーって言ってくださるんですけど、アイアンが好きなので、ピンに絡めるショットを見ていただきたいと思います」。果敢にバーディチャンスを作り出すセカンド以降のパフォーマンスをストロングポイントに挙げる。

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